こんにちは。えびす丸でございます。
こちら東京、台風の影響で一日中雨が降っております。
前回の台風で地盤が緩んでおりますし、皆様もくれぐれもご用心して下さいね。
さて、今回はこちらの話題です。
日本を代表する作家、クリエイターのやなせたかし氏がお亡くなりになりました。享年94歳とのことです。本当に残念でなりません。
アンパンマンが生まれたのは、やなせたかし氏が70歳のときのことらしいです。意外にも
やなせたかし氏は、”僕らはみんな生きている”の歌詞や、他にも様々な絵本やアニメーションにも関わってきていますが、氏の代表的な作品はけっこう遅い時期に生まれたものだったんですね。
今や日本を代表するクリエイターの一人ですが、それでもやはり長い下積みや経験があったのだとか。案外知られていないトリビアなのですが、他にも、高知新聞社に勤めていたり、やなせたかし氏は三越百貨店に勤めていた時期があって、三越百貨店の包装紙に書かれているロゴのデザインなどもされているそうです。
そんなやなせたかし氏のアンパンマンは、自身の戦争体験が反映されているといいます。
第二次世界大戦で、日本軍の一員として戦地に赴いたやなせたかし氏。
食料がなく餓死寸前という、想像を絶する過酷な環境の中で、本当の正義の在り方を悟ったといいます。
弟さんも戦地で亡くされたそうです。
アンパンマンには、もちろん悪役（アンパンマンのライバル？）のバイキンマンも登場しますが、アンパンマンは基本的には、困っている人がいたら手を差し伸べる。お腹が空いた人には自らの身を削って顔を食べてもらいますよね。
それだけではなく、とにかく何か困っていることはないか、スマートに手を差し伸べる。
そんな心優しいスーパーヒーローなんですよね。
たしかに、これほどまでにハートフル、ピースフルなキャラクターはいないと思います。
タイトルにもしていて、アンパンマンのマーチの歌詞でもある
“愛と勇気だけが友達さ”
という部分。こちらには、
「最後には自分一人の覚悟がなくてはならない。」
という意味が込められているそうです。深い。
そんなアンパンマンですが、グッズの中には袴などの和服を着ていたり、なかなか寿なものも多かったりするんですよ。
こちらはバイキンマンの袴姿。
ダークグリーンとブルーの組み合わせがバイキンマンのカラーとマッチしていますね。
こちらはアンパンマンにおいての”マドンナ”ドキンちゃん。
ドキンちゃんは着物姿です。ちゃっかりしょくぱんマンの羽根つきを持っていますね。
こちらもアンパンマンの袴姿。アンパンマン、王道の袴姿ですね…！
メロンパンナちゃんも”m”の文字の槽型の振袖を着ています。
やなせたかし氏は、アンパンマンを”世界最弱のヒーロー”と称していますが…
アンパンマン、キミは永遠のぼくらのヒーローだよ！！！
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やなせたかし氏は、齢90歳を目前にして引退を考えていたそうです。
しかしほどなくして、東日本大震災が起こります。
その後、被災地ではアンパンマンのマーチが流れ、子ども達は泣き止み、大人は涙を流したそうです。
被災地からのアンパンマンへの手紙が、やなせたかし氏の元や、日本テレビの番組宛に沢山届いたのだとか。
それらを読んだやなせたかし氏は、生涯現役を決意したそうですよ。
つい最近も、糸井重里さんとの対談などをお見受けしたりしていたのですが…本当に残念です。
しかしこれからも、アンパンマンをはじめやなせたかし氏の作品は、子どもたちの、私たちの心のなかで生き続けています。
心よりご冥福をお祈り致します。
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まだまだイイネ！の数が少ないのですが、これからがんばっていきます。一朝一夕というわけにはいきませんから、地に足つけてがんばります。
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