女性の高校の卒業式の袴レンタルについて
袴で卒業式は専門・大学だけじゃない!
袴を着るとしたら、専門学校や短大、大学の卒業式で着たり、女性の教職員が生徒の卒業式に袴を着て出席することはよく知られています。
そして、実は高校の卒業式でもよく袴を着て出席することあるのだそうです。
歴史の古い女子高では制服がありながらも卒業式には女袴を着るのが習慣になっている高校もあるようです。 明治にまでさかのぼる高校等では、卒業式の袴は歴史的にも正装として扱われており、女子生徒たちは喜んで女袴を着ていくのだそうです。
高校の卒業式で袴を着る習慣のある学校では、制服で出席する生徒もいる一方で9割程が袴を着て出席したい、出席するつもりだと答えているそうです。
高校の卒業式に袴で出席する新しい流れ
歴史ある高校だけでなく、新しくできた都立高校等でも袴を着て卒業式に参加する生徒もいるようです。
制服が用意されておらず私服登校の高校、または標準の制服を用意されていても自由に私服を着て登校する習慣のある高校などの卒業式で袴を着て出席する傾向があるのではないかということです。
生徒たちは制服で卒業式を迎えることができるとしても、先輩たちの袴姿に憧れて自分も袴姿で卒業式をしたいと考える高校生も多いのだといいます。
確かに、憧れの袴姿で出席することが出来れば、思い出に残る卒業式になることでしょう。普段とは異なる服装は新鮮でとても誇らしい想いがしてくるものです。
大学に進学する生徒なら大学の卒業式で着ることができますが、進学しない生徒にとっては袴を着る一生に一度のチャンスかもしれないのです。
これを逃したくないという思いはよく分かります。
親にとっては袴は大きな出費となるのでできるだけ避けていきたいもので、PTAなどで袴を着ない方針に変更するところもあるようです。 とはいえ、ハレの日にはそれ相応の服装をするべきという方針をとるところもあるようで、袴を着ない方向に変化していく高校、袴を着る方向に変化していく高校がそれぞれ生じているようです。
袴を着て卒業式に出席する習慣のある高校では、女子生徒だけでなく男子生徒も袴を着て出席するところもあるようです。
男子ならば学ラン等で済ませてしまう生徒もいますが、やはり記念日ということで男子も袴姿で出席する生徒もいるようです。
袴はレンタルか購入か
高校でも袴を着る場合は、貸し衣装でレンタルをする方も多いのですが、成人式や大学の卒業式のレンタル代も考慮すると、買った方が無駄がないと感じる方もいるようです。
一つ和装を持っていれば、急に何か着る機会ができても慌てずに済むようです。
レンタル派の方は着物の収納や保管に不安を感じている方も多く、手軽さを重視して、総合的に高くなってもレンタルを選ぶようです。