海外の袴の反応

アニメ発信で日本文化を海外にアピール!『百人一首』

日本の伝統衣装である袴は日本人でもなかなか着る機会が少なくなってきました。 
その中で、日本の伝統的な遊びである百人一首がアニメ「ちはやふる」によって紹介され、海外でも触発されて百人一種を覚えたという海外の学生が増えているそうです。 
日本でもお正月にやる遊びですが、学校の授業でやったきりという方もいると思います。 
競技かるたは袴に身を包み、百人一首で取り札の枚数を競うもので、伝統的な競技の一つとして注目されています。

国際交流の一環として福岡で行われた百人一首かるた大会では着物・袴に身を包み、アメリカ、タイ、中国、韓国、そして日本の学生が参加し、交流が行われたそうです。 
特に領土問題などから日本と中国や韓国などは、各種交流行事に支障が出ている中、無事に行われ、個人レベルでの友好の輪が広がったことはとても嬉しいことです。

競技かるたは日本で詠われた韻律の美しさに魅せられたり、袴や着物に興味を持っている方もいるようです。日本の魅力を伝える一つの伝統としてこれからも長く続いて欲しいものです。

精神修養をかねたスポーツ『弓道』

知的スポーツである競技かるたが海外で興味を持たれている一方、精神修養として長く行われている弓道も海外の方は興味深く感じられるようです。

海外でもアーチェリー等がありますが、日本の弓道は技術的なことだけではなく精神修養も含まれているといわれるとビックリされるようです。 
特に着物・袴姿で行われる通し矢の動画の感想では「本当にかっこいいし着物はきれいだし愛らしい袖なんか最高だし、全てが完璧!」という声や、 「着物姿で弓を打ってるってカッコイイ」という声、「伝統的なキモノ姿は本当に魅力的」という声が多く上がっていました。 中には袴は日本では卒業式に着るものだったような?という日本を良く知る人の声もあったようです。 
素敵な袴姿の女性が弓をひいている姿をみて、自分も弓道をしてみたくなったという方もいるようです。 
日本でも袴姿は古式ゆかしく上品なイメージがありますが、海外でも同じくエレガントで魅力的に映るようです。