3連休から映画公開!『3月のライオン』をオススメしたい!

3連休から映画公開!『3月のライオン』をオススメしたい!

こんにちは。えびす丸です。
3月に入って、ようやく少しずつ春の訪れを感じられるようになってきましたね。
春は別れと同時に、新たな出会いの季節でもあります。
今日ご紹介しますのは、まさに今の時期にピッタリの作品『3月のライオン』。
今週末、3/18(土)から映画(前編)がいよいよ公開されます。
「『3月のライオン』ってなに?」という方も、こちらを読んでいただければきっと興味を持っていただけるストーリーです。

〇概要

『3月のライオン』は、ヤングアニマル(白泉社)で連載中の漫画です。


(Amazonの商品ページより)

「第四回マンガ大賞2011」、「第35回講談社漫画賞」、
「第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞」など、
数々の栄えある賞に輝いている、国民的大人気&ベストセラーのコミックです。
作者は、羽海野チカさん。
以前、アニメ化・実写映画化で大人気だった名作「ハチミツとクローバー」の作者でもあります。
連載10年目を迎える2017年、遂に待望の実写映画化が実現しました。

 

〇テレビアニメ『これは、様々な人間が何かを取り戻していく、優しい物語。』

2016年10月8日より、毎週土曜23時~NHK総合テレビで放送中です。

TVアニメ「3月のライオン」
(NHKのアニメ公式HPのスクリーンショット)

主人公は、15歳でプロ棋士になった桐山零(きりやまれい)。
小学生の頃に、飲酒運転のトラックの巻き添えになって両親と妹を亡くした零は、
父親の友人だった、プロ棋士の幸田柾近に内弟子として引き取られます。
幸田の実子、香子と歩も将棋の道を歩んでいましたが、
零の将棋の実力が幸田家内での軋轢を生みます。
プロ棋士になると、零は幸田家を出て一人暮らしをすることに。
深い闇の中で、孤独を抱えながら将棋を指し続ける日々。
ある日、零は近隣の町に住む川本あかり、ひなた、モモの3姉妹と出会います。
零と同じく、両親のいない彼女たちの家を訪れて、共ににぎやかな食卓を囲む中で、
自分の居場所を見出していくのです。
学校には、1年遅れで高校に編入します。
周囲になじめず孤立しながらも、零の境遇を知る担任の林田先生の力添えもあって、
どうにか学問とプロ棋士の道を両立させていくのです。

 

○映画

前編:3/18(土)、後編:4/22(土)の2部作連続ロードショー!
『闘う、愛したい、生きる。』
17歳の将棋のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々の終わりなく冒険の物語です。

映画「3月のライオン」
(映画『3月のライオン』公式HPより)

川本家の3姉妹、川本家の祖父、先輩棋士の島田開、
自称心友の二階堂晴信、高校教師の林田との関わりの中で、
零は少しずつ明るさを取り戻して人間として成長していきます。
ある日、3姉妹を捨てて家を出ていた川本家の父親があかり達の前に現れます。
自分を引き取ってくれた幸田家でも、親子が対立して悪化する一方。
零は、自分の大切な人たちを守るために、強くなるしかないと決意します。
新たな決意のもと、最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑みますが、
トップには将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けているのです。
原作は、現在も連載中です。
果たして、どんなラストが待っているのでしょうか。

主人公の桐山零を演じるのは、神木隆之介さん。
小さい頃からドラマに、映画に数多くの作品に出演してきました。
主人公・立花瀧の声を演じた、映画『君の名は。』は国内興収235億円を突破し、
空前の大ヒットを記録していることは、みなさんよくご存知ですよね。
いまや、日本映画界には欠かせない俳優さんの一人です。
「アニメの桐山零にそっくり!」「まさに適役だ」と公開前から話題になっています。

川本家の姉妹、長女あかりは倉科カナさん、次女ひなたは清原果耶さん、
三女モモには新津ちせさん。
ひなた役の清原果耶さんはNHKの朝ドラ「あさが来た」で、
女中のふゆを演じて注目を集めた、若手女優さんですね。
さらに有村架純さん、佐々木蔵之助さん、伊藤英明さん、
加瀬亮さん、豊川悦司さん、染谷将太さんと豪華キャストが集結しています。

前編・後編の主題歌・アーティストがそれぞれ違うという、
2部作映画のかつてないコラボレーションが実現しました。
前編がぼくのりりっくのぼうよみ「Be Noble」、後編が藤原さくら「春の歌」です。
こちらにも注目したいですね。

 

○タイトル豆知識

「3月のライオン」とは、変わったタイトルだなと思いますよね。
コミックスに書かれている英題は「March comes in like a lion」
これは、イギリスの気候を表すことわざ

「3月はライオンのように荒々しい気候で始まって、子羊のように穏やかな天気で終わる」

(March comes in like a lion and goes out like a lamb)

から取られているのです。

 

いかがでしたか。
「プロ棋士の話なら、将棋が中心のストーリーか」と思うかもしれません。
でも、将棋を知らない方でも十分入り込める内容だと筆者は思います。
桐山零という、一人の人間の心情や成長を通して、いろいろと考えさせられますよ。
筆者は、零の高校の担任だった林田の言葉が印象深いですね。

『1人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ。でないと実は誰もお前に頼れないんだ』

周りに迷惑をかけたくない、誰かの負担になりたくない、
そんなふうに考えている零の心にも響いて、刺さった言葉だと思います。
見る人によって、面白さ、深さ、楽しみ方がいろいろあるヒューマンストーリー、『3月のライオン』。
ぜひ、コミックスも、アニメも、映画も観てみてくださいね。

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