夏といえば野球!?オススメ野球マンガ

夏といえば野球!?オススメ野球マンガ

こんにちは、えびす丸です。
8月に入り、多くの方が本格的に夏休みに突入したと思います。
そして夏休みといえば!高校野球です、ですよね?
今日から甲子園で、全国高校野球選手権が始まっています。
そんなに興味のない方も、ニュースなどでは目にすることも多いと思います。
そこで恒例の(?)“長期休みにまとめ読みマンガ”企画では、
野球マンガを取り上げてみようと思います!

◆野球マンガといえばこの人は外せない!

野球×マンガといえば、やっぱりこの作者は外せません!
そう!あだち充さんです。
あだち充さんといえばやはり代表作は……


(『タッチ』、全26巻、小学館、Amazonの商品ページより)

アニメ化もされ、大ヒットした『タッチ』ですね。

双子の上杉兄弟。
主人公の上杉達也はお調子者でだらしなくて、でも優しい兄貴。
学校一の秀才で野球部のエースでみんなのヒーローである弟・和也。
そして上杉兄弟のお隣さんで、兄妹のように育ってきた幼馴染・浅倉南。
大好きな南のために甲子園を目指す和也だが、
高1の予選大会の真っ最中に交通事故で亡くなってしまう。
兄の達也は一念発起し、弟の代わりに甲子園を目指すことになる。

あまりにも有名なので、「さすがにこれは読んだよ」
「読んでないけど、再放送でアニメは見たよ」「あらすじは知ってる」
という方が大半かと思います。
筆者も中学か高校の時に一気読みした記憶があります。
そして、上杉兄弟の伝説から26年後の明青学園を描いた作品が現在連載中です。


(『MIX』、既刊11巻、小学館、Amazonの商品ページより)

この作品に出てくる立花兄弟は、本当の兄弟ではなく、
「両親の連れ子再婚同士でできた同い年の兄弟」という設定。
基本的なあだちワールドは踏襲しつつも、
こういった設定や細かな描写には、現在進行系の物語なんだなと感じさせられます。

上杉兄弟の伝説から26年。
明晴学園野球部は低迷し、あれ以来一度も甲子園には行っていない。
そこに入学してきたピッチャーの兄・立花投馬と、キャッチャーの弟・立花走一郎。
果たして兄弟バッテリーを軸にした新チームは、
甲子園に行くことができるのか?

『タッチ』に登場した人物もちょこちょこ登場します。
一番出番が多いのは、“勢南の西村くん”でしょうか。
現在は勢南高校の監督となり、息子の拓味がエースピッチャーとして活躍しています。
お母さんは一体誰なのか、気になるところです(笑)。
上杉達也は、40代半ばという設定ですが、
まだ達也も南ちゃんも登場していません。
果たして、今後出てくるのでしょうか?
こちらも見どころですね。

しかし、あだち充の野球マンガの中で、
実は筆者が一番お薦めしたいのはコチラなんです!


(『H2』文庫版、全20巻、小学館、Amazonの商品ページより)

肘を壊して野球をやめ、敢えて野球部のない千川高校に進学した国見比呂。
しかし千川には野球部はないけど、弱小の野球愛好会があった!
やがて比呂の“ガラスの肘”もヤブ医者の誤診だったことが分かり、
改めて比呂は愛好会のメンバーと野球に取り組むことに。
弱小野球愛好会が部に昇格し、甲子園に出場する道程と、
愛好会のマネージャーを務める春華、中学時代から比呂とバッテリーを組む野田、
比呂の中学からの親友で一年生にして名門・明和一高の4番を打つ英雄、

そして比呂の幼馴染であるひかり、5人の青春模様を描く。

この作品の良いところは、何と言っても“野球の面白さ”が描かれていること。
青春群像もさることながら、野球のゲーム性、ルールの複雑さ・面白さを
一番描いているのはこの作品だと思います。
筆者は、小学生からプロ野球をTVで見ていましたが、
きちんとルールを理解したのはこの作品を読んでからでした。
特に女性の方は、自分でプレーする機会はなかなかなく、
ルールを覚えるのも大変かと思いますが、
このマンガを読めば一発です!
野球好きの男子との会話にも、難なく入っていけるようになりますよ。

 

◆数少ない!?野球×少女マンガ

筆者があだち充好きなので、あだち作品ばかり取り上げましたが、
最後に少女マンガを1つ取り上げたいと思います。
少女マンガで野球が描かれることは余りなく、
せいぜい主人公の彼が野球部(でも試合のシーンはほぼない)という程度。
主人公が野球部のマネージャーというケースも、ほとんど記憶がありません。
その稀少な少女マンガは、森本里菜さんの『君は青空の下にいる』。


(『君は青空の下にいる』、全4巻、集英社、Amazonの商品ページより)

8月21日まで、Kindleで1巻が無料になっているようですね。
興味のある方はぜひお早めに!

もし、高校野球に女子選手が出場できるようになったら――。
一ノ瀬渚は、高校野球の公式戦参加に初めて女子選手が認められるようになり、
美浜高校硬式野球部に入部。
始めは男子部員たちの反発やいじめに遭うも、
徐々に努力や野球への情熱が認められ、かけがえのない仲間の一人になっていく。

少女マンガですが、少年マンガの大原則である
「友情・努力・情熱」などがメインで描かれているのは、
今読んでも斬新ですね。
もちろん、少女マンガなので恋愛模様もしっかり描かれています。
昨年、甲子園で女子マネージャーが公式練習に参加したことで、
女子選手の公式戦参加も取り上げられましたが、
現実的には“女子の公式戦参加”ではなく、
“女子野球の発展”に力を尽くすべきですね。
大抵のスポーツは、テニスや卓球のミックスダブルスを除けば、
中学以降男女別で行われるのが普通ですし、
野球だけが例外となるのはよく分かりません。

というわけで、オススメの野球マンガについてまとめてみました。
でもやはり、本物の甲子園で繰り広げられる球児たちの闘いに勝る作品はないのかも知れません。

卒業式の袴レンタルの事なら日本最大級の袴ポータルサイトMy袴ドットジェーピーへ
https://myhakama.jp/

スポーツカテゴリの最新記事