優勝した青山学院大学に三代目“山の神”が降臨!お正月の風物詩 箱根駅伝

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皆さん、明けましておめでとうございます!
えびす丸です。
本年もMy袴、及びMy袴スタッフブログをよろしくお願い致します。

さて、お正月はどんな風に過ごしていましたか?
ご家族で旅行に行った方、
ひたすら食べて飲んで、寝正月を決め込んでいた方、
バイトに明け暮れていた方etc…
それぞれ有意義なお正月休みを過ごされたと思います。

筆者は、“箱根駅伝”に一喜一憂しておりました。
もはや駅伝は、お正月の風物詩と言っても過言ではないと思います。
毎年、1月1日の元旦には、全国の実業団が参加する「ニューイヤー駅伝」が、
1月2日には、「東京箱根間往復大学駅伝競走」=「箱根駅伝」の往路が、
1月3日には、同・復路が行われています。

今回取り上げるのは、この箱根駅伝!
関東学生陸上競技連盟に加盟している大学の陸上部しか参加資格しかないため、
関東地方以外ではあまり盛り上がっていないのかな?と思うのですが、
関東在住の筆者や友人たちの間では、毎年SNSのタイムラインが大変なことになっています。
皆さんの中にも、自分の大学や自宅近くの大学が出場していたり、
そうでなくても応援に行った、TVで見ていた、という方もいらっしゃるかも知れませんね。

今年は、圧倒的な強さで往路を制した青山学院大学が、
復路も3人が区間賞を獲得する脅威の走りで、歴代記録を2分以上更新しての優勝でした。

神野大地
(こちらの画像は、スポーツナビのニュース記事より拝借しています)

ところで、箱根駅伝といえば最大の注目は難所である“5区・山登り”。
特に2006年大会に5区の距離が約3km伸びてからは、山登りの重要性が増したと言われています。
中でも“山の神”の名を冠した山登りに驚異的な強さを見せる選手を擁する大学が、
ここ10年で強さを見せてきました。

初代・山の神は、2007年に優勝を果たした時の順天堂大学の主将、今井正人さん。
5区・山登りで、3年連続区間記録更新という偉業を果たしました。
二代目は、今井さんが卒業した2年後の2009年に“降臨”した東洋大学の柏原竜二さん。
在学中の4年間、4年連続で5区・区間賞を獲得し、
東洋大学の4年連続往路優勝に貢献しました。
そして今大会、青山学院大学の神野大地さんが柏原さんの参考記録を上回る1時間16分15秒で快走し、“三代目・山の神”とスポーツ紙などでも大きく取り上げられています。

筆者は幼少期から毎年箱根駅伝をTV観戦をしていますが、
実は毎年楽しみに見るようになったのは、“初代・山の神”今井さんが登場してからです。
それまで箱根駅伝のエース区間は“花の2区”と呼ばれる鶴見中継所~戸塚中継所間で、
往路全5区のうちの前半で終わってしまっていました。
当時、4区を走り終えるまでに2位以下に大差をつけてTOPに立ち、
5区は何とか首位を維持する、というのが往路優勝を目指す各校の基本戦略で、
「山で逆転する」「山で追随し、追い抜く」なんて発想は皆無だったように思います。
けれども“山の神”が降臨して以来、その発想は180度変わりました。
そして、最後の最後まで往路優勝の行方が読めないので、
見てる方としては断然この方が面白いのです!
それまで、3区以降は惰性でTVをつけているだけだった箱根駅伝が、
優勝校がゴールテープを切るまで目が離せなくなったのは、
今井さんが登場してからだと思います。

一方、高低差、距離ともに最高という5区の特殊性故に、
「山登り」という特殊技能に長けた選手の存在が、箱根駅伝の勝敗を左右してしまう、ということも大きな問題になっています。
本来、世界に通用するランナーを育成するという目的で始まった大会なのに、
山登りの能力がマラソンや中距離などに転用できないというのもネックのようですね。
とは言え見てる方としては、
「山を制するものは箱根を制す」という言葉通りの展開がやはり面白いなあ、と思うのですが。

さて、今回“山の神”を襲名した神野さんはまだ3年生。
青山学院大学は5区だけでなく、復路の7区・8区・9区でも区間賞を獲得し、総合力の高さも光りました。
神野さんは来年も山登りに挑むのでしょうし、次回も青山学院大学は優勝候補ですね。
新年早々、気の早い話ですが、来年の箱根も今から楽しみです!

 

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